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J-GLOBAL ID：201202214448892236   整理番号：12A1717600

(ニトロニルニトロキシド)-2-イドラジカルアニオンが配位したNCNピンセット-Pt錯体

NCN Pincer-Pt Complexes Coordinated by (Nitronyl Nitroxide)-2-ide Radical Anion

著者 (4件)： ZHANG Xun (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  SUZUKI Shuichi (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  KOZAKI Masatoshi (Osaka City Univ., Osaka, JPN) ,  OKADA Keiji (Osaka City Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 43  ページ： 17866-17868  発行年： 2012年10月31日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,(ニトロニルニトロキシド)-2-イドラジカルアニオンが配位した新しいNCNピンセット(NHCN=1,3-ジ(ピリジル)ベンゼン)-Pt錯体(NN-ML:M=金属イオン,L=配位子)を,安定な化合物として高収率で調製した。ニトロニルニトロキシド(NN-R;H,Ph,NMe₂等)は安定なスピン源として広く用いられ,磁性金属イオンや結合スピン源としてNN-Rを含む複合材料は拡張的に研究されたが,NN-MLは少ししか報告されてない。Pt(NCN)ClとNN-H混合物をnBu₄NOHで処理し,NN-ML...1)を調製した。スペクトルと結晶構造の解析により,これらのPt錯体と酸化錯体の構造をはっきりと決定した。これらの錯体のニトロニルニトロ酸化物部分の酸化電位は,Pt(II)原子の配位結果として,約0.6V負方向へシフトする一方,可逆性は維持された。

シソーラス用語： *アニオンラジカル ,  *白金錯体 ,  *スペクトル解析 ,  結晶構造 ,  *構造解析 ,  酸化還元電位 ,  配位結合
準シソーラス用語： *ラジカルアニオン

分類 (2件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  原子とラジカルの反応  (CB06030C)

物質索引 (2件)： テトラブチルアンモニウムヒドロキシド ,  [(4,4,5,5-テトラメチル-2-イミダゾリン3-オキシド)-1-イルオキシ]ラジカル

タイトルに関連する用語 (4件)： ニトロニルニトロキシド ,  ピンセット ,  Pt ,  錯体