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J-GLOBAL ID：201202214486696157   整理番号：12A0871956

その場加熱TEMによる高分子被覆金平糖形白金粒子の微細構造の変化の観測

Observation of Microstructural Changes in Polymer-Coated Kompeito-Type Platinum Particles by In Situ Heating TEM

著者 (4件)： NARUSHIMA Takashi (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  MAKINO Takuya (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  TOKUNAGA Tomoharu (Nagoya Univ., Aichi, JPN) ,  YONEZAWA Tetsu (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 12  号： 3  ページ： 2612-2616  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリアクリル酸ナトリウム水溶液に無水六塩化白金酸カリウム水溶液を添加し,バブリングした水素ガスでPt⁴⁺イオンを還元してPt粒子を合成した。このPt粒子の平均粒径は約40nmで,金平糖のようにいくつかの角をもっている。加熱TEM解析でこのPt粒子をその場観察した。300°Cでは,表面を覆っていた有機ポリマ層が炭化した極めて薄い層がPt粒子の表面を覆っている。700°CまではPt粒子の構造変化は見られなかった。温度を800°Cに上昇すると,角の先端が鈍って,他のPt粒子との焼結が観測された。これらの結果から金平糖形Pt粒子の焼結過程を考察し,ポリマ被覆がPt粒子の熱的安定化にきわめて重要であることを示した。

シソーラス用語： *白金 ,  *ナノ粒子 ,  *ポリアクリル酸 ,  高分子膜 ,  被覆 ,  還元 ,  *焼結 ,  モルフォロジー ,  その場観察 ,  透過型電子顕微鏡 ,  析出 ,  微細構造
準シソーラス用語： ポリアクリル酸ナトリウム

分類 (2件)： コロイド化学一般  (CB11010C) ,  圧粉,焼結  (WC02030X)

タイトルに関連する用語 (6件)： TEM ,  高分子被覆 ,  白 ,  金粒子 ,  微細構造 ,  観測