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J-GLOBAL ID:201202215042756966   整理番号:12A0040894

セメントモルタルのレオロジー挙動及び硬化特性に及ぼすナノSiO2とナノTiO2の添加の影響

Effect of nano-SiO2 and nano-TiO2 addition on the rheological behavior and the hardened properties of cement mortars
著者 (6件):
資料名:
巻: 532  ページ: 354-361  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本報では,セメントペーストとモルタルにナノSiO2(nS)とナノTiO2(nT)を添加することに関して報告する。0~3wt.%nS,0~12wt.%nTを含み,水/結合剤重量比が0.5の試料を作製した。レオロジー及びフローテーブル測定を行った。また,結果の信頼性を高めるため実験計画法を適用した。水和温度と28日後圧縮強度を測定した。一般にモルタルは流動挙動に関して明瞭な違いを示したが,水和温度と圧縮強度に関してはあまり明確ではなかった。モルタルのトルク,降伏応力,塑性粘度は,ナノ添加剤によって著しく増大し,レオロジー試験ではオープン試験時間が減少した。また,フローテーブル値も低下した。さらに,テーブル上の拡がりと初期降伏応力とは指数的相関関係を示したが,テーブル上の拡がりと塑性粘度とは特定の相関関係を示さなかった。水和速度はレオロジー挙動で見られるものと同じ傾向を示したが,nSとnTの添加量が多い試料ほど添加なしの試料に比べて大きな変化を示した。本研究で検討した範囲では,機械的性質はナノ粒子添加によってあまり影響を受けなかった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
タイトルに関連する用語 (5件):
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