抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では中央大学法学部におけるICT教育科目の展開と学生の傾向,リプレイス(機器更新)を含めた筆者の3年間の取り組みを年次毎に紹介した上で,今後の本学部におけるICTリテラシー教育の課題を示した。まず,1993年の国際企業法学科設置時の位置付けから始まり,PCスキルを中心とした現在の教育内容を説明した。次いで,アンケートに基づき,本格的パソコン利用は初めてという現在の学生のICTリテラシーの実態を説明した。続いて,2009年のリプレイスを中心に,著者が実施した教室レイアウト及び授業の再設計について述べた。最後に,TA(ティーチングアシスタント)の増員によって学生からの苦情は減ったものの,更なるTAの増員を含む履修者への手厚いサポート体制の必要性に言及した。