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J-GLOBAL ID：201202215608829397   整理番号：12A1589515

応急仮設住宅団地における協働型コミュニティ支援に関する研究-岩手県気仙郡住田町の仮設支援協議会を中心とした支援活動より-

A Study on Community Support through Cooperative and Collaborative Activities in the Public Temporary Housing-The Case Study of Kasetsu-supporting Network members’ activities in Sumita, Iwate-

著者 (3件)： 古山周太郎 (奈良県大 地域創造) ,  奈良朋彦 (東京工大) ,  木村直紀 (おかのて)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 47  号： 2-3  ページ： ROMBUNNO.VOL.47NO.3,32  発行年： 2012年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,複数の組織が連携して仮設団地でコミュニティ支援に取り組んでいる地域を対象に,その活動の実態を報告した。先ず,住田町の仮設団地の概要と支援の体制,コミュニティ支援活動の実態を報告した。次に,コミュニティ支援活動に関する住民の意識を報告した。更に,本研究のまとめとして,コミュニティ支援活動の内容は9つに分類でき,どれも複数の組織が関わっており,時期を追うごとに活動内容は変化していたこと,仮設団地の住民は,高齢世代のほうがコミュニティ活動に参加する程度が高かったこと,仮設団地でのコミュニティ支援活動に対し,住民は一定の評価をしていたことを報告した。最後に,継続的に支援するためにも,組織の役割分担や連携についての課題を明らかにする研究が求められること,今回建設された多くの仮設団地を条件によって整理し,それに応じた実効的な支援活動のありかたを論ずる研究が望まれることを報告した。

シソーラス用語： *災害復旧 ,  緊急対策 ,  *仮設建築物 ,  住宅団地 ,  *コミュニティ ,  *協力作用 ,  助成 ,  *岩手県 ,  震災 ,  津波 ,  *実態調査 ,  老人 ,  分類 ,  津波対策 ,  東日本大震災
準シソーラス用語： *住田町

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  住居地域計画一般  (RD03010G)

引用文献 (5件)：

• 大島隆代. 被災者の「住まい」と暮らしの再建を考える-仮設住宅における生活支援相談員による支援実践を手がかりに-. 社会福祉研究. 2011, 110, 122-129
• 長岡市社会福祉協議会編集. 新潟県中越大震災と長岡市社協. 2008
• 仮設市街地研究会. 提言! 仮設市街地-大震災に備えて-. 2008, 58-62
• 塩崎賢明. 阪神・淡路大震災の失敗を繰り返す仮設住宅問題. POSSE. 2011, 12, 50-59
• 田中正人. 応急仮設住宅における「孤独死」の発生実態とその背景-阪神・淡路大震災の事例を通して. 日本建築学会計画系論文集. 2010, 75, 654, 1815-182

タイトルに関連する用語 (8件)： 応急仮設住宅 ,  団地 ,  協働 ,  コミュニティ ,  支援 ,  研究 ,  岩手 ,  活動