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J-GLOBAL ID:201202215754974722   整理番号:12A0782974

希釈Kondo合金中の重い巡回電子は如何に生まれるか

How Are Heavy and Itinerant Electrons Born in a Dilute Kondo Alloy?
著者 (6件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 054703.1-054703.8  発行年: 2012年05月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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de Haas-van Alphen(dHvA)効果の測定を通して希釈Kondo合金Ce0.02La0.98Ru1Si2のFermi面の性質の温度に伴う連続発展を報告する。この合金の電気抵抗率の温度変化は典型的な不純物Kondo挙動を示し,温度低下と共に-logTに比例して電気抵抗率が増加し,>約0.3Kでほぼ一定になる。この合金のKondo温度は約1.3Kと推定された。主な空孔表面からのdHvA振動周波数は温度低下に伴い低下し,空孔表面が温度低下と共に収縮することを示唆した。周波数変化の温度依存性は電気抵抗率のそれに似ていた。dHvA振動振幅の温度依存性は,温度依存性から有効質量を決定するために便利に利用されるLifshitz-Kosevich公式による予測から大きく外れた。伝導電子の散乱が温度低下と共に電気抵抗のそれと同じように増加し,有効質量は温度低下と共に増大すると仮定して,異常な温度依存性を説明できた。これらの観測から,f電子の性質は高温での局在から低温での巡回へ変化し,Fermi面の体積を変化させ有効質量を増大させると主張した。この振動の有効質量は<0.3Kの最低温度における温度依存性から約3.8m0と決定され,これはLaRu2Si2の対応する振動の1.6m0よりはかなり大きいが,この合金のKondo温度から予想されるものよりは遥かに小さいと思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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金属結晶の電子伝導 
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