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J-GLOBAL ID：201202215860855902   整理番号：12A1348973

X線自由電子レーザーの利用とビームライン技術(総説)

Review of Scientific Cases and Beamline Technology for X-Ray Free-Electron Laser

著者 (1件)： 矢橋牧名 (理研 放射光科学総合研究セ)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 40  号： 9  ページ： 675-679  発行年： 2012年09月15日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： X線自由電子レーザー(XFEL)は,高輝度,超短パルス,完全空間コヒーレンスを有する新しいX線源である。XEELの利用は,高時空間分解能と高コヒーレンスに基づいている。本論文では,X線自由電子レーザーの利用について報告した。短波長XEELの利用研究や世界の状況と日本の取り組みを概観し,SACLAのビームラインを紹介した。コヒーレントイメージングとその関連手法,非線形光学,ポンププローブ法などの応用を解説した。XFELは,他の先端光源と一緒に用いることにより,さらに威力を発揮する。超短パルスレーザとの同期実験についても述べた。

シソーラス用語： *X線レーザ ,  *自由電子レーザ ,  *ビームライン ,  技術開発 ,  レーザ応用 ,  コヒーレンス ,  レーザパルス ,  放射輝度 ,  空間分解能 ,  非線形光学 ,  ポンププローブ法 ,  注入同期 ,  パルスレーザ ,  *X線自由電子レーザ ,  SACLA【レーザ】
準シソーラス用語： 空間コヒーレンス

分類 (1件)： その他のレーザ  (BD04090H)

引用文献 (31件)：

• 1) P. Emma, R. Akre, J. Arthur, R. Bionta, C. Bostedt, J. Bozek, A. Brachmann, P. Bucksbaum, R. Coffee, F.-J. Decker, et al.: Nature Photon. 4 (2010) 641.
• 2) M. Altarelli, R. Brinkmann, M. Chergui, W. Decking, B. Dobson, S. Düsterer, G. Grübel, W. Graeff, H. Graafsma, J. Hajdu, et al. (eds): XFEL: The European X-ray Free-Electron Laser, Technical design report, DESY 2006-097 (DESY, Hamburg, 2006).
• 3) J. Andruszkow, B. Aune, V. Ayvazyan, N. Baboi, R. Bakker, V. Balakin, D. Barni, A. Bazhan, M. Bernard, A. Bosotti, J. C. Bourdon, et al.: Phys. Rev. Lett. 85 (2000) 3825.
• 4) W. Ackermann, G. Asova,V. Ayvazyan, A. Azima, N. Babop, J. Bahr, V. Balandin, B. Beutiner, A. Brandt, A. Bolzmann, et al.: Nature Photon. 1 (2007) 336.
• 5) T. Ishikawa, H. Aoyagi, T. Asaka, Y. Asano, N. Azumi, T. Bizen, H.Ego, K. Fukami, T. Fukui, Y. Furukawa, et al.: Nature Photon. 6 (2012) 540.

タイトルに関連する用語 (3件)： X線自由電子レーザー ,  ビームライン ,  総説