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J-GLOBAL ID:201202216263239598   整理番号:12A1647813

ケータイによる会話に起因する自動車運転中の視空間的処理過程の遮蔽に関する研究

Study on masking visuo-spatial processing due to cell phone talking while driving
著者 (1件):
資料名:
巻:号:ページ: 47-53  発行年: 2011年01月01日 
JST資料番号: F1022A  ISSN: 2185-6796  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ケータイの普及と共に,自動車運転中に運転者自らがケータイを使用するケースが増え,それに起因する交通事故が世界的な問題となっている。運転中にケータイで会話すると,運転者は意識の脇見,あるいはInattention Blindnessの状態になることを定量的に明らかにするため,液晶シャッタゴーグルを用いて強制的に視界を遮蔽する実験を行った。実験の結果,会話中は眼を開けていても,正常な運転に必要な視空間処理ができない(意識の脇見)時間帯が存在すること,および視認できている/できていない時間の比があることを明示した。運転中のケータイ会話は時々眼を閉じて運転することに匹敵し,走行不安定となって危険を招く。ケータイによる会話とシャッタゴーグルによる視界の遮蔽率が等価である条件,安定走行に関する運転成績の観点から導いた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
分類
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移動通信  ,  運転者 
引用文献 (25件):
  • [1] 社団法人 電気通信事業者協会, http://www.tca.or.jp (2010.7).
  • [2] 総務省統計局統計センター, http://www.stat.go.jp/data/jinsui/index.htm (2010.1).
  • [3] 国際機関 ITU (Intemational Telecommunication Union)http://www.itu.int/ITU-D/ICTEYE/Indicators/Indicators.aspx#(2010.7).
  • [4] 東, 川野 : 自動車運転中のケータイ/ハンズフリー利用実態と関連研究の動向, 平成17年度目本人間工学会関西支部大会, pp.113-116 (2005).
  • [5] 門居, 川野, 奥井 : 自動車運転中のケータイ通話に起因する視空間的処理過程の遮蔽に関する研究, モバイル学会, シンポジウム「モバイル 08」, pp.59-62 (2008).
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