抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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群馬高専機械工学科では3D-CAD(Computer Aided Design)用ソフトウェアとしてSolid WorksやMasterCAMを用い,CAD/CAM(Computer Aided Manufacturing)教育を行っている。本論文では,課外授業や自習用のCAD/CAM補助教材を開発した。まず,数理モデルの作成原理や座標変換の理解促進を目指し,Pythonスクリプトを記述することで3Dモデルを作成するWindowsアプリケーションソフトウェアFreeCADを利用した。あらかじめ作成済みの演習用スクリプトとして,1)Solid Modelの構造,2)基本操作,3)ブール演算を用いたモデル作成,4)座標変換,5)相貫体,6)インボリュート歯形などの応用に関するものを用意し,それらによって作成される3D-Modelを見ながらスクリプトとの対応関係を確認させる。また,ミニCNC(Computer Numerical Control)フライス盤をパソコンCNCソフトウェアMach3で制御する教材を開発し,i)NC加工機におけるG,Mコードの理解,ii)加工プログラムの作成,iii)I/Oポートの理解を図らせる。さらに,Mach3からFreeCADに直線駆動軸の座標データを送信し,工具位置をモニター表示するなどの両者の連携についても検討した。