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J-GLOBAL ID：201202217243297679   整理番号：12A1752164

【第15回】化粧品に使用される原料の相性の基礎知識 油脂と油脂

著者 (1件)： 島田邦男 (日油 研究本部)
資料名： 隔月刊Cosmetic Stage  (Cosmetic Stage)
巻： 7  号： 1  ページ： 49-51  発行年： 2012年10月25日 
JST資料番号： L6226A  ISSN： 1881-4905  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： クリームの油相や口紅のようなメークアップは,鉱物油や植物油のように互いに溶け合わないものを混合している例が非常に多い。相溶しないこれらを一処方中に混合使用するには,混和剤が必要である。流動パラフィンとヒマシ油は相互溶解性が悪いが,適当な炭化水素鎖のエステルを添加すると均一透明状になる。エステル類の混和力を示した。混和力と非揮発性という点からラウリン酸エチルが効果的である。オイルワックスゲルは骨格のワックス結晶間の物理的噛み合わせで構造が形成されている。スティック状オイルワックスゲルのゲル硬度と塗布時の付着量の関係,粉体配合による口紅スティックの折損強度と塗布時の付着量の影響を挙げた。

シソーラス用語： *ゲル ,  混和剤 ,  *化粧品 ,  流動パラフィン ,  口紅 ,  成分 ,  ひまし油 ,  *カルボン酸エステル ,  付着 ,  塗布 ,  使用性 ,  相溶性 ,  処方 ,  性質 ,  皮膚 ,  硬度 ,  脂肪酸 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： *オイルワックスゲル ,  *化粧品成分 ,  付着性

分類 (1件)： 精油・香料・化粧品一般  (YG03010W)

物質索引 (3件)： セバシン酸ジエチル ,  セバシン酸ジブチル ,  ラウリン酸エチル

引用文献 (2件)：

• 1) 廣田博,化粧品のための油脂・界面活性剤,幸書房,87-89(1970)
• 2) 柴田雅史,Fragrance journal.40(1),59-64(2012)

タイトルに関連する用語 (4件)： 化粧品 ,  原料 ,  基礎知識 ,  油脂