文献
J-GLOBAL ID:201202217332212997   整理番号:12A0456988

さび病抵抗性を有する‘ねぎ中間母本農1号’の育成とその特性

Development of ‘Negi Chuukanbohon Nou 1’, a Bunching Onion (Allium fistulosum L.) Parental Line with Rust Resistance
著者 (6件):
資料名:
号: 11  ページ: 55-62  発行年: 2012年02月28日 
JST資料番号: F0562E  ISSN: 1346-6984  CODEN: YCKKBL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
1)‘ねぎ中間母本農1号’は,ネギ133品種・系統の中から選定した,発病程度の比較的低い‘聖冬一本’,‘岩井2号’,‘長寿’,‘せなみ’,‘冬扇一本’および‘豊川太’の6品種を基本集団として,循環選抜を2サイクル行った後,自殖系統選抜を3回繰り返して抵抗性および主要形質を固定させた品種である。2)‘ねぎ中間母本農1号’は,循環選抜の基本集団の一つとした‘長寿’や比較的強い抵抗性を持つ市販品種‘夏扇3号’が激しく発病する条件下でも,さび病の病斑数が少なく,病徴の拡大も遅いことから,既存のネギ品種に比べて明らかに強い抵抗性を示す。3)‘ねぎ中間母本農1号’の抵抗性は,植物の発育段階が異なっても,安定して発現する。4)‘ねぎ中間母本農1号’と罹病性短葉系統の26-4s-2s-2sとの交雑F1は,‘ねぎ中間母本農1号’より抵抗性が弱く,F2の自殖により得たF3系統群では幅広い抵抗性の変異が認められることから,さび病抵抗性は複数の遺伝子に支配されており,部分優性に遺伝すると推定される。5)‘ねぎ中間母本農1号’は,生育がやや遅く,市販品種より収量性は低いものの,千住群品種の形態的特性を示し,立性で襟じまりが良く,分げつはほとんど発生しないため,さび病抵抗性品種を育成するための育種素材として有効である。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
作物の品種改良  ,  野菜  ,  菌類による植物病害 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る