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J-GLOBAL ID：201202218068055060   整理番号：12A1500621

腎臓および心血管系でのエンドセリンおよびエンドセリン受容体

Endothelin and endothelin receptors in the renal and cardiovascular systems

著者 (5件)： VIGNON-ZELLWEGER Nicolas (Kobe Pharmaceutical Univ., Clinical Pharmacy, JPN) ,  HEIDEN Susi (Kobe Pharmaceutical Univ., Clinical Pharmacy, JPN) ,  MIYAUCHI Takashi (Cardiovascular Div., Fac. of Medicine, Univ. of Tsukuba, JPN) ,  EMOTO Noriaki (Kobe Pharmaceutical Univ., Clinical Pharmacy, JPN) ,  EMOTO Noriaki (Kobe Univ. Graduate School of Medicine, Div. of Cardiovascular Medicine, Dep. of Internal Medicine, JPN)
資料名： Life Sciences  (Life Sciences)
巻： 91  号： 13-14  ページ： 490-500  発行年： 2012年10月15日 
JST資料番号： B0699B  ISSN： 0024-3205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エンドセリン-1(ET-1)は,心血管および腎臓系の生理を調節する,多機能なホルモンである。ET-1は,心臓収縮,全身と腎血管抵抗,塩と水の腎再吸収および糸球体機能を調節する。ET-1は,各種の細胞イベント:収縮,増殖,アポトーシス等に関わる。これら影響は,2種類のエンドセリン受容体,ET_AおよびET_Bの活性化後に生じ,これらは,とりわけ,心筋細胞,線維芽細胞,平滑筋と内皮細胞,腎臓の糸球体細胞と尿細管細胞に存在する。受容体の型,細胞型および生理的な状況に依存した,機能的反応の意味で矛盾する,複雑で,多くの細胞内経路を,この総説では述べた。多くの疾患は,病態生理学の一部として,増加したET-1発現を共有する。しかしながら,エンドセリンブロッカーの使用は,現在,肺動脈高血圧に制限されており,より新しく,指潰瘍に使用される。エンドセリン系の複雑性は,分子的知識の臨床への翻訳を促進しない。エンドセリンアンタゴニストは,疾患の発生を防止するが,二次的な,望ましくない影響がそれらの使用を制限する。それにも関わらず,心臓と腎臓生理に与えるET-1の影響の理解の増加は,エンドセリン系を有望な治療標的にしている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エンドセリン ,  *エンドセリン受容体 ,  *循環系 ,  *腎臓 ,  心臓収縮 ,  血管抵抗 ,  尿細管再吸収 ,  糸球体 ,  *細胞増殖 ,  *アポトーシス ,  心筋細胞 ,  線維芽細胞 ,  上皮細胞 ,  平滑筋細胞 ,  内皮細胞 ,  ポリペプチド
準シソーラス用語： 尿細管細胞

分類 (4件)： 生理活性ペプチド  (EB08100U) ,  循環系の基礎医学  (GJ01020K) ,  泌尿生殖器の基礎医学  (GM01020T) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： エンドセリン1

タイトルに関連する用語 (4件)： 腎臓 ,  心血管系 ,  エンドセリン ,  エンドセリン受容体