文献
J-GLOBAL ID:201202218362103404   整理番号:12A0966668

フォトフェントン反応を用いた気液接触型の新規空気清浄法の開発

著者 (7件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 27-38  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: L4020B  ISSN: 1882-0395  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ガス吸収と液相での酸化反応を組み合わせた気液接触型の新規空気清浄法の開発を行った。揮発性有機化合物(VOC)の酸化分解反応を液相で行うことにより,有害性のある不完全酸化分解生成物の室内空気中への放散を防ぐことができる。本研究では,液相での酸化分解反応としてフォトフェントン反応を用いた。フォトフェントン反応は鉄イオン,過酸化水素,光エネルギーを用いてOHラジカルを生成する反応である。生成したOHラジカルが液相中に溶解したVOCを酸化分解する。本プロセスは,気相中のVOCが液相へ物質移動し,フォトフェントン反応により分解されるため,気相中のVOCを連続的に除去できる。また,OHラジカルの反応性は非常に高く,水への溶解度の低い疎水性のVOCも,液相に物質移動した瞬間に分解されるため,疎水性のVOCも連続的に除去できる。本プロセスの有効性を評価するため,親水性と疎水性のVOCの除去実験を行った。実験では親水性VOCとしてアセトアルデヒド,疎水性VOCとしてトルエンを用い,ワンパス式で除去率を求めた。その結果,入口濃度1000ppbvのアセトアルデヒドガスを97%以上,定常的に除去することができた。また,入口濃度1000ppbvのトルエンガスの場合も50%程度,定常的に除去することができた。処理後のガス中の中間生成物をPTR-MSにより測定した結果,フォトフェントン反応を用いたVOCの酸化分解による不完全酸化分解生成物の放散がないことを確認した。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の汚染原因物質  ,  空気浄化 
引用文献 (31件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る