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J-GLOBAL ID:201202218667205282   整理番号:12A1673002

2008年の早春とプレモンスーン季のチベット高原における大気条件および気温の上昇

Atmospheric Conditions and Increasing Temperature over the Tibetan Plateau during Early Spring and the Pre-Monsoon Season in 2008
著者 (5件):
資料名:
巻: 90C  ページ: 17-32 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0095A  ISSN: 0026-1165  CODEN: JMSJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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集中野外観測を,2008年の早春からアジアの夏季モンスーン最盛季まで,ラジオゾンデデータを使って,チベット高原に対して実行した。早春では,大気鉛直分布は不安定成層を示し,強い乾燥対流をもたらした。対流によって発達した混合層では,温位(PT)は,地表面付近で日中に著しく増加した。混合層の上方のPT変化には明瞭な傾向はなかった。プレモンスーン季では,地表面から上部対流圏までの各レベルでPTの明瞭な増加があった。最大加熱量と傾向を上部対流圏で観測した。積雲活動はプレモンスーン季では頻繁でないので,過去の研究で注意されるように,この季節の上部対流圏の加熱は潜熱放出では起らなかった。PT鉛直分布は全く安定な成層を示し,混合層はこの時期に浅かった。このような条件下では,上層の著しい加熱は暖房は混合層の発達にには拠らなかった。過去の研究では,強い地表面過熱が起した乾燥対流はプレモンスーン季のチベット高原上の大気加熱が可能な原因であると思われる。しかし,観測結果は,これを否定し,さらに,高原の東部と西部のPT時間的変化は,ある類似性を示し,乾燥及び湿潤対流内のこの類似性と特徴は,いくつかの総観規模過程がプレモンスーン季のチベット高原の加熱に重要な役割を持津可能性を指摘した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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気候学,気候変動 
タイトルに関連する用語 (4件):
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