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J-GLOBAL ID：201202218737443950   整理番号：12A1078437

大台ケ原におけるガ類群集を利用した森林環境評価

著者 (8件)： 立岩邦敏 (大阪府大 大学院生命環境科学研究科) ,  立岩邦敏 (深江化成) ,  広渡俊哉 (大阪府大 大学院生命環境科学研究科) ,  池内健 (大阪府大 大学院生命環境科学研究科) ,  神保宇嗣 (東大 大学院総合文化研究科) ,  神保宇嗣 (科学博物館) ,  岸本年郎 (自然環境研究セ) ,  石井実 (大阪府大 大学院生命環境科学研究科)
資料名： 環動昆  (Japanese Journal of Environmental Entomology and Zoology)
巻： 23  号： 2  ページ： 55-74  発行年： 2012年07月31日 
JST資料番号： L1887A  ISSN： 0915-4698  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 奈良県上北山村の大台ケ原において,さまざまな植生とそこに成立するガ類群集の関係を考察することで,継続的に森林環境のモニタリングと評価を行う際の指標生物グループとしての,ガ類の利用可能性について提案を行い,森林再生事業のための基礎情報を提供することを目的とした。ガの調査にはボックス型ライトトラップを用いて7地点で行い,大蛾類を解析対象とした。各地点で個体数の多かった種と1地点のみで確認された種の食性の比較を,クラスター分析,幼虫期の食性別種数と個体数の相関性の判定をおこなった。その結果,シャチホコガ科とヒトリガ科コケガ亜科,ヤガ科モンヤガ亜科,ヨトウガ亜科が指標生物グループの候補になりうると考えられ,継続的にモニタリングを行うことで森林環境の評価が可能であると考えられた。

シソーラス用語： 奈良県 ,  山岳 ,  *ガ ,  *自然環境 ,  *植生 ,  再生 ,  *環境モニタリング ,  トラップ【生物】 ,  捕獲 ,  *クラスタ分析 ,  食性 ,  幼虫 ,  シャチホコガ科 ,  ヒトリガ科 ,  ヤガ科 ,  *環境アセスメント
準シソーラス用語： クラスタ解析 ,  ライトトラップ ,  *環境評価 ,  *森林環境 ,  森林再生 ,  大台ケ原

分類 (2件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 大台ケ原 ,  群集 ,  森林環境 ,  評価