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J-GLOBAL ID:201202218755692339   整理番号:12A0718376

誘電分光分析法により調べた蛋白質溶液の緩和動力学

Relaxation dynamics of a protein solution investigated by dielectric spectroscopy
著者 (4件):
資料名:
巻: 1824  号:ページ: 723-730  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究において,周波数域が1MHzから40GHzで,温度が275から330Kにおける二つの別々の高濃度リゾチーム水溶液の誘電研究を明らかにした。蛋白質溶液に通常見られるβ-,γ-,δ-緩和と呼ばれる3つの分散領域を分析した。周波数域が約10MHzで発生するβ緩和と20GHz周辺(室温にて)のγ緩和は,それぞれ水媒体における極性蛋白質分子の回転と自由水分子の再配向運動の結果であると言えた。δ緩和の性質は,しばしば結合水分子の運動と記述されるが,まだ完全に理解されていない。ここに,全三検出過程の緩和時間及び緩和強度の温度依存性とイオン電荷輸送から上がる直流伝導度のデータを提供した。β緩和とγ緩和の温度依存性は密接に関連した。立体配座変化を示す,蛋白質の双極子モーメントの高い温度依存性を見出した。その上,この蛋白質溶液におけるDebye-Stokes-Einstein関係の崩壊を見出した,即ち,直流伝導度は溶媒分子の移動性によって,完全に支配されていなかった。代わりに,直流伝導度は水和殻動力学と密接に関係していると考えられた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 
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