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J-GLOBAL ID：201202219067953249   整理番号：12A0057764

単層や多層カーボンナノチューブと生体高分子カラゲナンを使用して調製したバッキーペーパと蒸発キャスト膜の電気的や機械的な特性

Electrical and mechanical characteristics of buckypapers and evaporative cast films prepared using single and multi-walled carbon nanotubes and the biopolymer carrageenan

著者 (2件)： ALDALBAHI Ali (Soft Materials Group, School of Chemistry, Univ. of Wollongong, Wollongong, NSW 2522, AUS) ,  IN HET PANHUIS Marc (Soft Materials Group, School of Chemistry, Univ. of Wollongong, Wollongong, NSW 2522, AUS)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 50  号： 3  ページ： 1197-1208  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体高分子τ-カラゲナン(IC)中に分散したカーボンナノチューブ(CNTs)の蒸発キャスティングや真空濾過を使用して調製した複合材料の電気的や機械的な特性について報告する。膜に対する水の接触角がCNTの質量や体積分率に比例するのが示され,これが,バッキーペーパの性質を蒸発キャスト膜の性質と比べるのに使用される。0.12の真のナノチューブ体積分率まで同等の接触角度値で,単層カーボンナノチューブ複合材で観察された値と比べて,多層カーボンナノチューブ膜がより高い電導率値を示すのがわかった。ICの質量を一定に保って,CNT質量の絶対量を変えることによって調製したバッキーペーパは,蒸発キャスト膜と比べて,より強健で電導性であると分かった。対照的に,CNT質量を一定に保ってい,IC質量を変えて調製したバッキーペーパは,蒸発キャスト膜と比べて,より電導性であるが,強健でないことがわかった。これらのゲルカーボンナノチューブ材料の電気特性はCNTsと高分子の質量(または,体積)の相対的な量によって決定されるが,一方,機械的特性は質量(または,体積)の絶対量によって決定されると示唆される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  多層カーボンナノチューブ ,  単層カーボンナノチューブ ,  製膜 ,  分散剤 ,  カラジーナン ,  ゲル化 ,  真空濾過 ,  蒸発 ,  *薄膜 ,  電気伝導率 ,  接触角 ,  疎水性

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A)

タイトルに関連する用語 (8件)： 単層 ,  多層カーボンナノチューブ ,  生体高分子 ,  カラゲナン ,  調製 ,  バッキーペーパ ,  蒸発 ,  キャスト