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J-GLOBAL ID：201202219075649095   整理番号：12A1530115

葉酸を用いたパーボイルドライスの栄養強化: 消費者受容性及び官能評価

Fortification of parboiled rice with folic acid: Consumer acceptance and sensory evaluation

著者 (4件)： KAM Karrie (Food Sci. and Technol., School of Chemical Engineering, The Univ. of New South Wales, Sydney 2052, AUS) ,  MURRAY Jane M. (Insight2market, PO Box 962, Newtown, NSW 2042, AUS) ,  ARCOT Jayashree (Food Sci. and Technol., School of Chemical Engineering, The Univ. of New South Wales, Sydney 2052, AUS) ,  WARD Rachelle (NSW Dep. of Primary Industries, Yanco Agricultural Inst., PMB Yanco, NSW 2703, AUS)
資料名： Food Research International  (Food Research International)
巻： 49  号： 1  ページ： 354-363  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： D0633A  ISSN： 0963-9969  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 米のパーボイリングを通じての葉酸の強化は,同時に米の特性を変え,消費者の受容性を変える。本研究では,主としてアジアの消費者を実例として,視覚及び味特性に基づいた2種類の消費者受容性試験を行った。研究1においては,未調理の強化パーボイルドライス試料の視覚的消費者受容性を調べた。3種類の試料を市販のパーボイルドライスと比較した。米の色の強さは,消費者の色の好みに影響を及ぼさなかった。健康強調表示は,消費者の購入の意思を高め,消費者は強化製品を歓迎することが示唆された。食品への精通(すなわちパーボイルドライスへの精通)が,消費者の購入意思を改善し,パーボイルドライスを消費する国々において,受容性の高い可能性を示唆した。研究2では,未調理の強化パーボイルドライスを市販の非強化白米と混合して調理し,得られた3種類の混合後調理強化米(CFM)の消費者受容性を調べた。3種類のCFMの消費者受容性を市販の白米と比べた。CFMと白米対照品の間の消費者の好みに著しい相違は見られなかった。50%以上の消費者は,CFMを購入するのをいとわなかった。消費者の購入意思は,米に付加された健康恩恵性に注目した後に増加した。これは,アジアの消費者による薄めた栄養強化米の受容性を示し,葉酸欠乏の流行に対処するためにパーボイルドライス消費国におけるこの強化米の使用の可能性を示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *パーボイルドライス ,  *栄養強化 ,  食品特性 ,  官能検査 ,  調理 ,  米 ,  消費者行動 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ヒドロキシ化合物 ,  アミノカルボン酸 ,  第二アミン ,  ビタミンB群
準シソーラス用語： パーボイリング ,  官能特性 ,  *消費者受容性

分類 (3件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T) ,  食品の品質  (FJ01040F) ,  ビタミンB群  (EB07030L)

物質索引 (1件)： 葉酸

タイトルに関連する用語 (5件)： 葉酸 ,  パーボイルドライス ,  栄養強化 ,  消費者受容性 ,  官能評価