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J-GLOBAL ID:201202219196796699   整理番号:12A0670117

メチル置換基の位置を変えて4-[2-(メチルフェニル)エチニル]安息香酸から成る超分子有機蛍光発色団の固体状態円偏光二色性を制御する新しい方法

Novel Means of Controlling the Solid-State Circular Dichroism Property in a Supramolecular Organic Fluorophore Comprising 4-[2-(Methylphenyl)ethynyl]benzoic Acid by Varying the Position of the Methyl Substituent
著者 (10件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 1859-1864  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アキラル蛍光性の4-[2-(3-メチルフェニル)エチニル]安息香酸とキラル(R)-(+)-1-フェニルエチルアミンを用いて,キラル性の超分子有機蛍光発色団を合成した。従来の方法では反対のキラリティを示すキラル化合物を用いてキラル特性の符号を制御している。しかし本研究では,アキラル分子のメチルフェニルエチニル基上のメチル基の位置を4から3へ変えることによって,これら超分子蛍光発色団の固体状態における円偏光二色性(CD)スペクトルの符号を反対にすることができた。さらにメチル基の位置を4から2へ変えると(R)-1/4から成る錯体IIIでは332nmに付加的な正のCD強度が現れた。通常,蛍光発色団の固体状態CDはキラル成分のアミン分子のキラリティを変えることによって制御するが,この新しい制御方法では4-[2-(メチルフェニル)エチニル]安息香酸/アミンの超分子有機蛍光発色団の固体状態におけるキラル特性はアキラル分子のメチルフェニルエチニル基上のメチル基の位置を変えることによって簡単に制御できることがわかった。特に,反対のキラリティをもつキラル分子が容易に入手できない場合,この新しい制御方法は有用である。
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分類 (3件):
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分子化合物  ,  分子化合物の結晶構造  ,  錯体の可視・紫外スペクトル 
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