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J-GLOBAL ID:201202219403332282   整理番号:12A1727682

阿武隈川上・中流域における河床付着生物膜の窒素変換機構

著者 (6件):
資料名:
号: 615  ページ: 53-64  発行年: 2012年11月10日 
JST資料番号: G0127A  ISSN: 0454-1545  CODEN: KOYOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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阿武隈川は福島県内の飲料水,工業用水,農業用水として非常に重要な水資源である。著者らが阿武隈川上・中流域で水質と流入負荷量を調査したところ,河川水中のBOD・全窒素・全リン濃度が非常に高く,河川は家庭雑排水の影響等で都市河川の様相を帯びていた。本論文では,阿武隈川上・中流域における河床礫の付着生物膜量を把握し,アンモニア態窒素溶出量と硝化速度を定量的に評価した。アンモニア態窒素溶出速度は,st.2(水源から約45.5km下流地点)を除くと概ね4~18mg/m2・dayであると推定された。硝化速度はst.3~st.6(水源から約66.5~95.0km下流地点)で高い傾向を示し,これらの値は概ね45~100mg/m2・dayであると推定された。この結果から,本川に流れ込む支川の流入負荷量が減少する区間,水源から約63~95km下流地点においてアンモニア酸化細菌の働きが非常に活発であると考えられた。(著者抄録)
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河川汚濁 
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