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J-GLOBAL ID：201202219434729318   整理番号：12A0727949

多結晶純チタンの降伏点周辺の双晶領域の核形成および成長挙動

Nucleation and Growth Behavior of Twin Region Around Yield Point of Polycrystalline Pure Ti

著者 (3件)： MURASAWA G. (Yamagata Univ., Dep. of Mechanical Engineering, 4-3-16, Jonan, 992-8510, Yonezawa, Yamagata, JPN) ,  MORIMOTO T. (Yamagata Univ., Dep. of Mechanical Engineering, 4-3-16, Jonan, 992-8510, Yonezawa, Yamagata, JPN) ,  YONEYAMA S. (Aoyama Gakuin Univ., Dep. of Mechanical Engineering, 5-10-1, Fuchinobe, 229-8558, Sagamihara, Kanagawa, JPN)
資料名： Experimental Mechanics  (Experimental Mechanics)
巻： 52  号： 5  ページ： 503-512  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： D0405A  ISSN： 0014-4851  CODEN： EXMCA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,変形の下における多結晶純チタンの降伏点周辺の双晶領域の核形成および成長挙動を研究した。まず,一般的多結晶純チタン板を準備し,電子後方散乱回折パターンデバイスを用いて,ミクロ構造および極形態を研究した。ついで,板圧延方向に対して0°,30°,45°および90°の引張試験片を切り出した。つづいて,一軸引張荷重の下での試験片において生じる双晶領域の核形成および成長,局所歪分布,マクロ応力歪曲線を測定した。その結果,これらの挙動における異方性特性を把握することができた。これらはhep格子におけるc軸と相関する。しかし,詳細な異方性機構は,その物体において生じる滑りおよび双晶の間のいくつかの相互作用によることがわかった。また,より大きな双晶領域変形の結果として,過渡プロセスにおける不均一な小さな双晶領域核形成によって,双晶領域核形成のなだれ挙動が起こることもわかった。最後に,変形の下における多結晶純チタンに対するマクロからミクロスケールまでの変形挙動のブリッジ機構を検討した。Copyright 2011 Society for Experimental Mechanics Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 多結晶 ,  *チタン ,  双晶 ,  核形成 ,  降伏点 ,  電子回折 ,  *引張荷重 ,  *変形双晶

分類 (2件)： 金属の機械的性質  (BL01022T) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (8件)： 多結晶 ,  純チタン ,  降伏点 ,  周辺 ,  双晶 ,  核形成 ,  成長 ,  挙動