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文献
J-GLOBAL ID:201202219849335447   整理番号:12A0040896

高強度化された高Crフェライト系鋼中のナノ規模の析出物のひずみ誘起粗大化

Strain-induced coarsening of nanoscale precipitates in strength enhanced high Cr ferritic steels
著者 (7件):
資料名:
巻: 532  ページ: 373-380  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Gr.122,Gr.92,Gr.91という3種の鋼の中の主としてM23C6であるナノ規模の析出物の,広範囲なクリープ状態でのひずみ誘起粗大化について検討した。析出物のひずみ誘起粗大化は,”H”と呼ぶ高応力で短時間のクリープ領域と”L”と呼ぶ低応力で長時間のクリープ領域に分けて検討する必要がある。前者の領域では析出物と亜結晶粒が熱的に安定であり,後者の領域では析出物と亜結晶粒の熱的粗大化が起きる。短時間クリープ領域”H”での一次及び二次クリープ段階の間には,クリープ塑性変形が析出物の粗大化を加速することはない。しかし,加速クリープ段階でM23C6析出物の粗大化が起き,適用応力の低下と共に大きくなる。長時間領域”L”の開始はM23C6析出物の熱的粗大化を伴い,二次及び加速クリープ段階ではM23C6析出物のひずみ誘起粗大化が起きる。これはまた,極めて低いクリープ応力の下の一次クリープ段階でも起きる可能性がある。長時間領域”L”では,転位構造の回復はクリープ塑性変形と析出物による固着力の両方に制御される。一方,析出物の粗大化は,析出物の熱的粗大化とひずみ誘起粗大化の両方に起因する。実際,析出物の安定性は,短時間領域”H”ではなく長時間領域”L”における亜結晶粒の回復の抑制のための最も重要な要因である。長時間領域”L”においては,クリープ温度が高いこと,又は,クリープ破壊寿命が永いこと,又は,その両方のために亜結晶粒とM23C6析出物の熱的回復が大きいので,M23C6析出物のひずみ誘起粗大化が促進される。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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組織的硬化現象 

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