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J-GLOBAL ID：201202220410155033   整理番号：12A0805408

エンドウタンパク質との組合せで,スクラロース添加は満腹ホルモンの放出を促進する

Addition of sucralose enhances the release of satiety hormones in combination with pea protein

著者 (3件)： GERAEDTS Maartje C. P. (Maastricht Univ. Medical Center+, Maastricht, NLD) ,  TROOST Freddy J. (Maastricht Univ. Medical Center+, Maastricht, NLD) ,  SARIS Wim H. M. (Maastricht Univ. Medical Center+, Maastricht, NLD)
資料名： Molecular Nutrition & Food Research  (Molecular Nutrition & Food Research)
巻： 56  号： 3  ページ： 417-424  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： H0535A  ISSN： 1613-4125  CODEN： MNFRCV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 栄養物質による腸-脳シグナルは消化管機能や食欲などの調節を担う。マウス腸管由来STC-1細胞に,アスパルテーム,スクラロース,ショ糖,エンドウタンパク質(Pea)あるいはPeaとスクラロースを一緒に添加して2時間後,コレシストキニン(CCK)の放出が促進された。CCK放出濃度はPeaとスクラロースの組合せで最も高かった。グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)放出は試験したすべての検体で促進された。ヒト十二指腸生検組織を用いたウッシングチャンバー法で測定した結果,ショ糖あるいはスクラロース単独添加はCCKやGLP-1放出に影響を及ぼさないが,Peaと一緒に添加した場合,これらホルモンの放出は促進された。CCKとGLP-1の放出促進は,やせ型よりも肥満者の組織でより高レベルであった。満腹ホルモン放出の調節には食物成分の組合せが重要であり,甘味料とPeaの組合せが最も効果的であった。

シソーラス用語： *エンドウ ,  種子タンパク質 ,  *コレシストキニン ,  培養細胞 ,  ペプチドホルモン ,  消化管ホルモン ,  相乗作用 ,  ヒト ,  十二指腸 ,  甘味料 ,  ハロゲノ糖 ,  フルクトシド ,  ガラクトシド ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  フラノシド
準シソーラス用語： STC-1細胞 ,  GLP-1

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  その他の脊椎動物ホルモン  (EB08070K)

物質索引 (1件)： スクラロース

タイトルに関連する用語 (8件)： エンドウ ,  タンパク質 ,  組合せ ,  スクラロース ,  満腹 ,  ホルモン ,  放出 ,  促進