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J-GLOBAL ID：201202220480447350   整理番号：12A0658024

水域環境教育による中長期的効果

著者 (1件)： 望月聖子 (岐阜県河川環境研)
資料名： 環境教育  (Environmental Education)
巻： 21  号： 3  ページ： 24-31  発行年： 2012年03月31日 
JST資料番号： L5448A  ISSN： 0917-2866  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 環境教育を中長期に実施した場合の効果を評価した。希少魚(ウシモツゴ)の保全活動に取り組んでいる瀬尻小の全校児について,2009年度の始めと終わりに質問と自由記述によるアンケート調査をおこなった。分析の結果,全校児童が保全活動について認識するようになったが,多くの児童が体験学習で苦労した感想をもつことで,水域環境に対する意識は中長期的にマイナス方向へ変化する結果となった。短期的な学習の積み重ねでは,身近な水域環境や生き物に対するプラス意識の中長期的変化に影響を与えにくいことや,環境教育の中長期的効果の評価方法は特定のクラスだけでは正しく評価できない可能性が有あることが分かった。自由記述欄に示された児童の中長期的な意識変化に対する分析方法については考案する必要がある。

シソーラス用語： *環境教育 ,  環境 ,  効果 ,  個体群 ,  *環境保全 ,  *水産資源 ,  *保護 ,  小学校 ,  学校教育 ,  学習 ,  アンケート
準シソーラス用語： アンケート調査 ,  ウシモツゴ ,  希少種 ,  *資源保護 ,  水域環境 ,  体験学習 ,  中長期的効果

分類 (1件)： 環境工学一般  (SA01010K)

タイトルに関連する用語 (2件)： 水域環境 ,  教育