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J-GLOBAL ID：201202220490053716   整理番号：12A0644620

放射性廃棄物などを封入するコンクリート製容器による放射線低減試験

著者 (4件)： 万福裕造 (農水省) ,  奥島修二 (農村工学研) ,  高野博幸 (太平洋セメント) ,  坂本浩幸 (太平洋コンサルタント)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 80  号： 4  ページ： 304-305  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成23年3月11日に発生した東日本大震災を発端とする東京電力福島第一原子力発電所事故に伴い,福島県を中心に広範囲の農地が放射性物質に汚染された。このため,農林水産省は,平成23年度科学技術戦略推進費「放射性物質による環境影響への対策基盤の確立」により,農地土壌などを対象とした放射性物質除去技術の開発に取り組んでいる。除染に伴って生じる汚染された土壌や植物体,放射性物質を減容化した際の残さなど比較的高い線量を発する除去物を仮置きするために開発したコンクリート製保管容器について,放射線遮蔽性などの実証試験を行った。汚染土壌などを封入後の容器表層から1cmの位置での低減率は,普通コンクリート製容器で92%,重量コンクリート製容器では94%となり,おおむね想定した遮蔽性能が確認できた。(著者抄録)

シソーラス用語： 震災 ,  *原子炉事故 ,  放射性廃棄物 ,  放射能除染 ,  汚染物質 ,  *容器 ,  閉込め ,  *放射線遮蔽 ,  コンクリート ,  放射性汚染物質 ,  東日本大震災 ,  除去
準シソーラス用語： *コンクリート製容器

分類 (2件)： 放射性廃棄物  (MB05000Y) ,  モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 放射性廃棄物 ,  封入 ,  コンクリート ,  放射線 ,  試験