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J-GLOBAL ID：201202220713272873   整理番号：12A0835194

イオン液体中のガラクトマンナンの濃厚溶液のレオロジー特性

Rheological properties of concentrated solutions of galactomannans in an ionic liquid

著者 (3件)： HORINAKA Jun-ichi (Dep. of Material Chemistry, Graduate School of Engineering, Kyoto Univ., Nishikyo, Kyoto 615-8510, JPN) ,  YASUDA Ryosuke (Dep. of Material Chemistry, Graduate School of Engineering, Kyoto Univ., Nishikyo, Kyoto 615-8510, JPN) ,  TAKIGAWA Toshikazu (Dep. of Material Chemistry, Graduate School of Engineering, Kyoto Univ., Nishikyo, Kyoto 615-8510, JPN)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 89  号： 4  ページ： 1018-1021  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 動的粘弾性測定により濃厚溶液中のガラクトマンナンのレオロジー挙動を調べた。溶媒としてイオン液体1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムクロリドを用い,三種のガラクトマンナン,グアーゴム,タラゴムおよびイナゴマメゴムの濃厚溶液を調製した。各ガラクトマンナン溶液は,絡み合高分子鎖溶液の特性である貯蔵弾性率および損失弾性率の角振動数依存性曲線を示した。絡み点間の分子量(M_e)はプラトー(平坦部)弾性率から得られ,M_eの濃度依存性から,溶融状態のM_e(M_e,melt)はグアーゴム,タラゴムおよびイナゴマメゴムについてそれぞれ4.6×10³,3.2×10³および2.7×10³であることを示した。物質定数M_e,meltはガラクトマンナンのマンノース/ガラクトース比に依存することが分かった。ガラクトマンナンについて溶融状態での絡み点間の単糖類単位数は,セルロースおよびガラクトースのような他の多糖類についてイオン液体中で見られる範囲内で変化した。これは全てのガラクトマンナンがイオン液体中でランダムコイル立体配座をとることを示唆している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *ガラクトマンナン ,  *レオロジー ,  イナゴマメ ,  *からみ合 ,  分子間相互作用 ,  溶媒効果 ,  動弾性係数 ,  高分子鎖 ,  マメ科 ,  多糖類 ,  高分子溶液 ,  濃度依存性 ,  立体配座 ,  ランダムコイル構造 ,  ローカストビーンゴム ,  グアーガム
準シソーラス用語： グアルゴム ,  タラガム

分類 (1件)： 糖質・糖鎖一般  (EB06010I)

物質索引 (1件)： 1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム

タイトルに関連する用語 (4件)： イオン液体 ,  ガラクトマンナン ,  濃厚溶液 ,  レオロジー特性