抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
日本工学教育協会技術者倫理調査研究委員会は,技術者倫理教育におけるモジュール型モデルシラバスの開発を進めている。そのための実態調査として平成22年度(第1回)に続いて平成23年度に実施した日本における技術者倫理関連科目のシラバスを収集・調査した結果を報告した。全国教育機関のうち,JABEE認定を受けている教育プログラム責任者にアンケートを依頼した。プログラム数大学79・高専28,科目数大学123・高専24の回答を得た。調査項目の1)教育機関及びプログラム,2)技術者倫理関連科目の内容を述べた。調査結果を,教育プログラム学習目標に関して,教育プログラム学習目標頻出キーワード,「能力」「できる」と関連する内容,理解の対象及び責任・影響・役割との関連について整理した。技術者倫理関連科目に関して,1)基本情報(表4~5),2)学習目標(表6~10),学習内容及び手法(表11~12),事例の活用(表13~15)について整理した。調査結果から,技術者教育と技術者倫理教育とを峻別した上での技術者教育全体の再構築及び技術者倫理の目的・内容の明確化の必要性について現状と課題を述べた。