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J-GLOBAL ID:201202221798721007   整理番号:12A0815408

酸性または中性付近pHでの水溶液から得られたリン酸カルシウム塩のサイズ,形態,結晶性および微細構造に対するクエン酸および食塩の種々の影響

Effects of citrate and NaCl on size, morphology, crystallinity and microstructure of calcium phosphates obtained from aqueous solutions at acidic or near-neutral pH
著者 (7件):
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巻: 79  号:ページ: 238-248  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0281A  ISSN: 0022-0299  CODEN: JDRSAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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牛乳中にはリン酸カルシウム,無機リン酸塩およびクエン酸塩が各々,30,20および10mM含有している。牛乳中の種々のリン酸カルシウムはカゼインミセルの存在により沈殿を免れている。カゼインはミセル化したリン酸カルシウムのナノクラスタを含有する安定したカゼインミセルを形成している。しかし,カルシウムおよびリン酸イオンが存在しているある種の乳液中(チーズホエーおよびチーズろ液)でリン酸カルシウム等の塩類の沈殿が発生する。ここでは,酸性または中性付近pH(pH6.7)での水溶液から得られたリン酸カルシウム塩のサイズ,形態,結晶性および微細構造に対するクエン酸および食塩の種々の影響について検討した。実験の結果,イオンスペシエーション計算によりすべての開始溶液はジカルシウムホスフェートジハイドレート(DCPD),オクタカルシウムホスフェート(OCP)およびヒドロキシアパタイト(HAP)で過飽和していることが分かった。沈殿物のX線回折およびFTIR法分析によりDCPDが変動pH(最終酸性pH)で形成されていることが分かった。一方,低結晶化カルシウム不足アパタイトは主に一定pHで形成された。レーザー光散乱測定および電子顕微鏡観察によりクエン酸塩は変動pHおよび一定pHでリン酸カルシウムの結晶化に阻害効果があることが分かった。
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分類 (2件):
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原乳の品質と処理  ,  飲料一般 

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