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J-GLOBAL ID:201202221960770807   整理番号:12A0054341

日本における雲形病(Rhynchosporium secalis (Oud.) Davis)耐性のあるオオムギ品種の開発

Development of Barley Cultivars with Resistance to Scald (Rhynchosporium secalis (Oud.) Davis) in Japan
著者 (7件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 349-357  発行年: 2011年10月01日 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本の北陸は六条大麦の主な生産地であり,これは主に精白麦として消費される。しかしこの地域で栽培される大麦には雲形病の被害があり,商用での雲形病耐性のある品種開発が必要である。雲形病による収量低減(多くの既報あり)や精白麦品質への影響を調べた。精白麦において最も重要な品質である穀粒の白さには影響しないが,病気の感染によって精白時間が増加する傾向があった。育種プログラムにおける品種の耐性や感受性を評価するための適切な方法を検討した。病害のアウトブレイクは出穂期以後の各時期で起こるため,品種の耐性測定には苗木への人工接種は適切でない。感染源による圃場試験,すなわち事前の雲形病接種により重篤に感染した葉の投入が病害の発生や感染を促進した。冬の雪の前に感染源を適用すると,病害の伝播には特に効果的であった。圃場試験は出穂期以降の雲形病発生を阻害する耐性品種と育種系統を決定するのに有効で,これは気候条件による雲形病発生がゆらいでもである。多くの日本の商用品種は圃場で感受性が高い一方,いくつかの海外品種が北陸地域の雲形病の優性種に対して抵抗性を示した。ここでは”Brier”の耐性を分析して出穂期の優性遺伝子による制御の可能性が示され,この観察は既報と整合性があった。また3つの劣性遺伝子には登熟期における耐性を与えることが期待された。登熟期における耐性の遺伝性は高く,これはいくつかの遺伝子によって制御されるとしても育種プログラムにおいて耐性個体を選抜することが比較的容易であることを意味している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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作物の品種  ,  麦 
引用文献 (22件):
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