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J-GLOBAL ID:201202222010959039   整理番号:12A0877028

アセチルコリンエステラーゼ阻害剤としてのHolarrhena antidysentericaのステロイドアルカロイドおよび構造-活性関係の検討

Steroidal alkaloids from Holarrhena antidysenterica as acetylcholinesterase inhibitors and the investigation for structure-activity relationships
著者 (5件):
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巻: 90  号: 23-24  ページ: 929-933  発行年: 2012年06月14日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アセチルコリンエステラーゼ(AChE)の阻害は,今もなお,Alzheimer病(AD)のような神経疾患治療に対する戦略と考えられている。多くの植物由来アルカロイド(フペルジンA,ガランタミンおよびリバスティグミン等)は,それらのAChE阻害活性が知られている。この研究は,Holarrhen antidysentericaの新しいAChE阻害剤を分離し,同定することを目的にした。これら化合物は,96ウェルマイクロプレートでEllman法によりAChE阻害活性に対し試験した。加えて,分子モデリングを行い,AChE活性部位での阻害剤1~5の結合様式を検討し,初期的な構造-活性相関(SARs)を考察した。生薬からのAChE阻害剤を探索する過程で,H.antidysenterica種子の総アルカロイド抽出物が,IC50値6.1μg/mLの強力なAChE阻害活性を有することを見出した。更に生物活性を指標にしたクロマトグラフィー分画は,5種類のステロイドアルカロイド,コネッシン1,イソコネッシミン2,コネッシミン3,コナリミン4とコニミン5を分離した。2を除く,分離した全ての化合物は,IC50値が4~28μMに分布する,強力なAChE阻害活性を示した。最も強力な阻害剤は,化合物3であり,IC50値は4μMであった。3によるAChE阻害の様式は,可逆的であり,非拮抗的であった。結果は,これらアルカロイドがADに対し,新しい薬剤の更なる開発に対する候補の可能性があることを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  ステロイド 
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