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J-GLOBAL ID:201202222564612464   整理番号:12A1368089

やし繊維強化ポリ乳酸生分解性複合材料の界面,機械的および熱的性質

Interfacial, Mechanical and Thermal Properties of Coir Fiber-Reinforced Poly(Lactic Acid) Biodegradable Composites
著者 (3件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 103-122  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: W0271A  ISSN: 0924-3046  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本検討では,ポリ乳酸(PLA)樹脂とやし短繊維をベースとした生分解性複合材料を射出成形法によって作製した。やし繊維/PLA系の界面せん断強さ(IFSS)に及ぼすアルカリ処理の影響を,単一繊維引抜試験によって評価した。やし繊維/PLA複合材料の機械的および熱的性質に及ぼすアルカリ処理と繊維含量(重量)の影響を検討した。やし繊維/PLA複合材料の破面モルホロジーをSEMによって検討し,繊維-マトリックス界面接着の評価用の情報を与えた。その結果,やし繊維のアルカリ処理は複合材料のIFSSを増大していた。最大IFSSが5%NaOH液中に72時間浸漬した時に得られた。やし繊維のアルカリ処理は,PLA樹脂による繊維の界面結合強度と湿潤性を増加し,複合材料の機械的性質の増大につながっていた。やし繊維/PLA複合材料の引張強さは最大20%までは繊維重量の増加と共に増大したが,それ以上では減少した。引張弾性率は最大40%までは繊維重量の増加と共に徐々に増大したが,50%では僅かに減少した。やし繊維/PLA複合材料の熱安定性は繊維含量に依存してPLA樹脂とやし繊維間の中間であることに注目し,アルカリ処理は重量損失(%)を減らし,複合材料の熱安定性を向上した。やし繊維/PLA複合材料の熱膨張は繊維含量の増加と共に徐々に低下していた。PLAマトリックスの熱機械的安定性はやし繊維強化材を添加することによって改良されていた。
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
機械的性質  ,  抵抗性  ,  強化プラスチックの成形  ,  繊維料作物  ,  高分子廃棄物処理 

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