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J-GLOBAL ID：201202222649819122   整理番号：12A1738250

各種材料の分析評価技術の調査研究

著者 (1件)： 西川奈緒美 (三重県工研)
資料名： 三重県工業研究所研究報告  (Reports of the Mie Prefecture Industrial Research Institute)
号： 36  ページ： 122-124  発行年： 2012年11月06日 
JST資料番号： Z0229B  ISSN： 2185-016X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本報では新導入機器を使った企業ニーズに合う分析や,分析技術向上を目的に,県内業種別の機器分析現状,他機関での依頼試験などの現状,当所へのニーズなどを調べ,今後,役立つように整理し,結果に基づき,分析対象物質を選び前処理法を検討し新導入機器で分析した。当所の金属研究室,窯業研究室,他の近接公設試験所を訪問しヒアリングした。金属研究室では誘導結合プラズマ装置(ICP)を使い主に鋳物を分析する。窯業研究室では定性分析で蛍光X線分析装置(XRF),X線回折装置を使いセラミックスや粘土,定量分析で原子吸光分析装置(AAS),XRFを使い陶磁器原料,耐熱陶磁器素地を分析する。近接公設試験所では,定性分析(主にXRF),定量分析(ICP発光分析装置)を行い,鉄鋼,非鉄金属,セラミック,廃水を分析する。ニーズ調査では製品中異物成分分析,自社開発材料組成確認,飲料水などの水溶液中元素分析,金属材料定量/定性分析があがった。対象物質を黄銅とし,定量分析可能な新導入機器,ICP-MS,AAS,XRFの各特徴をまとめた,前処理法はJIS,書籍などや他機関のものを参考にした。

シソーラス用語： *施設 ,  *三重県 ,  *機器分析 ,  *実態調査 ,  *調査 ,  鋳物 ,  定性分析 ,  定量分析 ,  ICP分析 ,  蛍光X線分析 ,  X線回折 ,  セラミック ,  粘土 ,  原子吸光分析 ,  陶磁器 ,  下地 ,  鉄鋼 ,  非鉄金属 ,  廃水 ,  汚染物質 ,  化学組成 ,  元素分析 ,  黄銅 ,  前処理
準シソーラス用語： *試験研究所 ,  *現状調査 ,  *ヒアリング ,  *ニーズ調査 ,  誘導結合プラズマ分析 ,  素地 ,  ICP発光分光分析 ,  コンタミナント

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  物理分析一般  (CC03011F) ,  無機物質の物理分析一般  (CC03021Q)

引用文献 (2件)：

• 1) 平井昭司監修:"現場で役立つ金属分析の基礎".社団法人日本分析化学会
• 2) 中村洋監修:"分析試料前処理ハンドブック".丸善株式会社

タイトルに関連する用語 (4件)： 分析 ,  評価 ,  調査 ,  研究