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J-GLOBAL ID:201202222732623060   整理番号:12A1067202

フィチン酸が低く,鉄,亜鉛およびマグネシウムが豊富なエンドウ(Pisum sativum L.):世界的な微量元素の栄養欠乏に対する食品に基づく有望な解決法

Iron-, zinc-, and magnesium-rich field peas (Pisum sativum L.) with naturally low phytic acid: A potential food-based solution to global micronutrient malnutrition
著者 (4件):
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巻: 27  号:ページ: 8-13  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: T0477A  ISSN: 0889-1575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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通常食べている食品の鉄(Fe)および亜鉛(Zn)のバイオ強化は,世界的な「隠れた飢餓」への解決法であるかもしれない。本研究はUSで栽培されているエンドウ(Pisum sativum L.)の微量栄養素のバイオ強化の可能性を判断するために行われた。我々はUSAノースダコタ州の7箇所で栽培された6種類の商用エンドウ遺伝子型の種子のFe,Zn,カルシウム(Ca),マグネシウム(Mg),全リン(P)およびフィチン酸(PA)濃度を分析した。これらのUSAで栽培されたエンドウは,Fe(46-54mgkg-1),Zn(39-63mgkg-1)およびMg(1350-1427mgkg-1)に富んでいた。エンドウの一人前の量は,Feの推奨栄養所要量(RDA)の28-68%,ZnのRDAの36-78%,そして,MgのRDAの34-46%を提供できた。エンドウはCaのよい供給源でなかった(622-1219mgkg-1;6-12%のRDA)。さらに,これらのエンドウは全P濃度(3.5-5mgg-1)が高いにもかかわらず,PA(PA4.9-7.1mgg-1またはフィチン態P1.4-2mgg-1)は低かった。全般的に見れば,エンドウはFe,ZnおよびMgのよい栄養源であり,微量栄養素を強化するための遺伝形質の選別は,栽培場所と併せて,さらにミネラル濃度を高めることができるだろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  食品の化学・栄養価 
物質索引 (1件):
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