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J-GLOBAL ID：201202223177873116   整理番号：12A1603290

山陽道における交通安全施設の効果に関する考察

著者 (5件)： 楠橋康広 (西日本高速道路) ,  ZHANG Junyi (広島大 大学院国際協力研究科) ,  力石真 (東大 大学院工学系研究科) ,  力石真 (JSPS) ,  藤原章正 (広島大 大学院国際協力研究科)
資料名： 高速道路と自動車  (Expressways and Automobiles)
巻： 55  号： 11  ページ： 24-33  発行年： 2012年11月01日 
JST資料番号： F0048A  ISSN： 0287-2587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 西日本高速道路(株)中国支社管内の山陽自動車道を対象に,2001年~2008年の期間に発生した交通事故とこの間に実施されていた高機能舗装と導流レーンマークの整備による交通事故削減効果と効果の持続性について,統計モデルと検定により評価した。具体的には,t検定と順序付けプロビットモデルにより,これらの交通安全施設の有無や幾何構造が走行安全性に及ぼす影響をマクロな視点から推定した。その結果,交通安全施設が効果を発揮する期間には限界があり,整備後のモニタリングと定期的なメンテナンスによる機能回復を行うことが必要である,ことが確認された。

シソーラス用語： *高速道路 ,  兵庫県 ,  山口県 ,  *交通事故 ,  *アスファルト舗装 ,  *透水性舗装 ,  *付加車線 ,  路面標示 ,  統計模型 ,  交通安全 ,  構造 ,  安全性 ,  仮説検定
準シソーラス用語： t検定 ,  プロビットモデル ,  幾何構造 ,  *高機能舗装 ,  山陽自動車道 ,  走行安全性

分類 (1件)： 自動車事故,交通安全  (TB01050G)

引用文献 (13件)：

• 〔1〕 警察庁, 平成21年中の交通事故の発生状況, http://www.npa.go.jp/toukei/index.htm (2010.4閲覧)。
• 〔2〕 警察庁, 平成23年中の交通事故の発生状況, http://www.npa.go.jp/toukei/index.htm (2012.5閲覧)。
• 〔3〕 斎藤威 (1992),「高速道路の事故多発地点における運転操作,心身反応上の特徴」, 『科学警察研究所報告交通編』,Vol.33 (No.2), pp.1-15。
• 〔4〕 荻野弘, 野田宏治 (1993),「高速道路の幾何構造と交通事故との関連に関する基礎的研究」, 『豊田工業高等専門学校研究紀要』, 第26号, pp.61-68。
• 〔5〕 彦坂崇夫, 中村英樹 (2001),「高速道路単路部における交通状況と事故率との関連に関する統計的分析」, 『第21回交通工学研究発表会論文報告集』, pp.173-176。

タイトルに関連する用語 (1件)： 交通安全施設