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J-GLOBAL ID:201202223198774312   整理番号:12A0658465

トリメチルスマネン:エナンチオ選択的合成,球構造に及ぼす置換基効果,反転エネルギー,および電子伝導度

Trimethylsumanene: Enantioselective Synthesis, Substituent Effect on Bowl Structure, Inversion Energy, and Electron Conductivity
著者 (9件):
資料名:
巻: 85  号:ページ: 450-467 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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エナンチオマ純粋なヨードノルボルネノンのPd触媒syn-選択的環化三量化,開環/閉環オレフィンメタセシス,および酸化的芳香族化を経て,sp3立体中心が球キラリティに伝達されたC3対称キラルトリメチルスマネンをエナンチオ選択的に合成した。誘導体のキラルHPLC分析/分割も行った。理論的計算に基づき,スマネンおよびトリメチルスマネンの柱状結晶充填構造を求引静電相互作用またはCH-π相互作用に起因するものと解釈した。実験的および理論的研究から,球の深さおよび反転エネルギーはメチル化によりスマネンの方がコランヌレンよりも増加することがわかった。スマネンとコランヌレンの球構造および反転エネルギーに及ぼすメチル化の効果の非類似性を立体反発の違いで説明した。二重井戸ポテンシャルモデルを,小偏差を有する置換スマネンの球構造-反転エネルギー相関にフィットさせた。スマネン構造および球-反転エネルギーに及ぼす種々の置換基の効果を密度汎関数理論計算で解析し,球の剛直性は置換基の電子的および立体的効果の組合せで制御できることを示した。トリメチルスマネンの電子伝導度を時間分解マイクロ波伝導度法を用い,スマネンと比較して調べた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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四環以上の炭素縮合多環化合物 
物質索引 (5件):
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