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J-GLOBAL ID：201202223438230528   整理番号：12A0478438

酸化物界面での創発現象

Emergent phenomena at oxide interfaces

著者 (15件)： HWANG H. Y. (RIKEN, Saitama, JPN) ,  HWANG H. Y. (Stanford Univ., California, USA) ,  HWANG H. Y. (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  IWASA Y. (RIKEN, Saitama, JPN) ,  IWASA Y. (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  IWASA Y. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KAWASAKI M. (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KAWASAKI M. (JST-CREST, Tokyo, JPN) ,  KAWASAKI M. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KEIMER B. (Max Planck Inst. Solid State Res., Stuttgart, DEU) ,  NAGAOSA N. (RIKEN, Saitama, JPN) ,  NAGAOSA N. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TOKURA Y. (RIKEN, Saitama, JPN) ,  TOKURA Y. (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TOKURA Y. (JST-ERATO, Tokyo, JPN)
資料名： Nature Materials  (Nature Materials)
巻： 11  号： 2  ページ： 103-113  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： W1364A  ISSN： 1476-1122  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化物ヘテロ構造の原子スケール合成の最近の技術進歩がもたらした界面で新規状態を創製する基盤を背景として,電荷,軌道及びスピン再構成,磁気-電気結合,超伝導性,量子化Hall効果などの様々な新しい機能と現象を如何に設計しかつ実現するかを概説した。始めに,遷移金属酸化物の物性を理解する基礎として相関電子の対称性(秩序変数など)と自由度の体系図を略述した後,電荷,軌道及びスピン再構成についてヘテロ構造中の静電境界条件とスピン及び軌道再構成を説明した。次に創発的界面状態を取上げ,三色超格子中の磁気-電気結合,超伝導性及びZnO/(MgZn)Oヘテロ構造中の分数量子Hall効果を解説した。強電子相関による創発現象の観点から酸化物界面の科学を概説し,実験技術の進歩と第一原理構造計算による新概念によって,数年の内にはこの系は物理,化学及び技術の活躍の舞台になるだろうと結言した。

シソーラス用語： *酸化物 ,  *界面 ,  遷移金属化合物 ,  *素子構造 ,  設計 ,  電荷 ,  分子軌道 ,  スピン ,  再構成 ,  電子相関 ,  超伝導 ,  Hall効果 ,  電子系 ,  *自己組織化 ,  *相互作用 ,  強相関電子系 ,  *ヘテロ構造
準シソーラス用語： 機能設計 ,  *酸化物界面 ,  *創発現象 ,  量子化Hall効果

分類 (3件)： 固体の表面構造一般  (BK15010E) ,  酸化物系超伝導体の物性  (BM04023I) ,  非金属化合物に見られる電子伝導  (BM03034D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 酸化物 ,  界面 ,  創発現象