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J-GLOBAL ID:201202223552849880   整理番号:12A0869174

セリンプロテアーゼ阻害剤の阻害ループプレ組織化,柔軟性,剛性化及び酵素阻害における遠隔スカフォールド残基の役割

Role of remote scaffolding residues in the inhibitory loop pre-organization, flexibility, rigidification and enzyme inhibition of serine protease inhibitors
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巻: 1824  号:ページ: 882-890  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究において,ウシトリプシン(BPT)と複合体を形成した豆類キモトリプシン阻害剤(WCI),すなわちL65R-WCI:BPT及びF64Y/L65R-WCI:BPTの結晶構造により,これらの工学作成阻害剤の阻害ループは他の強いトリプシン阻害剤のように酵素活性部位で適切に認識及び剛性化されることを示した。WCIのスカフィールドにおけるErythrina caffraトリプシン阻害剤(ETI)のループを持つキメラ蛋白質ETIL-WCISは,基質のように挙動することが先に示されている。この阻害ループの非標準構造及びそれの柔軟性は,ETIのように阻害ループへのバリアとして作用しない小スカフォールド残基の存在に寄与した。バリアがETIL-WCISに再導入された二重変異体A76R/L115Y-(ETIL-WCIS)は阻害活性の回復を示した。L65R-WCI:BPT及びF64Y/L65R-WCI:BPTと共にA76R/L115Y-(ETIL-WCIS)の構造により,阻害ループの消失標準構造は十分に回復し,ループ柔軟性は劇的に低下することを示した。したがって,阻害ループでの残基は認識及び結合において主要役割を果たす酵素と相互作用したが,酵素と直接相互作用しないスカフォールド残基は剛性化事象及び阻害能に必須であった。B因子解析により,阻害ループ剛性化の量は異なる阻害ファミリー間で変動した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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酵素一般 

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