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J-GLOBAL ID:201202223719680166   整理番号:12A0040112

2011年東北沖地震:海溝軸に到達した変位

The 2011 Tohoku-Oki Earthquake: Displacement Reaching the Trench Axis
著者 (6件):
資料名:
巻: 334  号: 6060  ページ: 1240  発行年: 2011年12月02日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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2011年東北沖地震に伴った大津波は,日本海溝に近い断層浅部の破壊によって生じたものであると推定される。これを確認するため筆者らは,マルチビーム海底地形観測を実施した。過去には,1999年と2004年にマルチビーム観測と地震波探査を行った実績がある。地震後の2011年3月22~23日に同じ測線を調査し,過去の観測との差から地震による海底地殻変動を推定した。その結果,上下動に関し,海溝軸近くの海底は11~16m浅くなっており,また,海溝軸では海底地滑りによって±50mの上下差が生じたことが分かった。水平動に関しては,50~56mの東または南東方向へのずれが生じた。以上から求めた平均隆起量は7~10mである。この結果は,GPS音響結合海底地殻変動観測結果とも整合する。また,この海底隆起がパルス状の津波の生成源であると解釈できる。
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分類 (2件):
分類
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波浪,潮流  ,  測地学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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