抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コンクリート表層部の透過性を現位置で簡便に測定できる簡易試験法は,構造物の耐久性照査や維持管理において有用な情報の提供を可能とする。この研究では,純非破壊試験として実構造物に適用可能な,吸引鐘を設ける簡易型の透気試験法について検討した。得られた主な知見は,1)簡易透気試験の適用条件として,吸引鐘外周における試験面シール幅を60mmに設定することで,簡易透気係数の変動係数を15%以下とすることが可能であり,試験面シール幅をさらに拡張することで試験精度を向上できる可能性が示唆された,2)簡易透気試験の適用条件として,部材端部から吸引鐘中心までの距離を100mm以上確保することで,部材端部からの空気流入による影響を排除できる可能性が示唆された。