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J-GLOBAL ID:201202224267737986   整理番号:12A1691847

人工体液中に浸漬した脱灰デンチンマトリックス顆粒の表面構造および生体適合性

Surface structure and biocompatibility of demineralized dentin matrix granules soaked in a simulated body fluid
著者 (13件):
資料名:
巻: 262  ページ: 51-55  発行年: 2012年12月01日 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新規冷却-粉砕および脱灰法により,不要になったヒトの歯を用いて,すぐれた生体適合性を有する脱灰デンチンマトリックス(DDM)顆粒を容易に作製することができた。抜去されたヒトの歯を塩水氷とともにZrO2容器中でZrO2翼により回転数12000rpmで30s粉砕した。粉砕顆粒は粒度分布0.5~2mmであり,歯槽骨の再生に効率的であった。顆粒のCa/P比は1.60~1.66で,これは標準のヒドロキシアパタイト(HAp)の化学量論値1.67に近かった。1%以下の少量のNa+およびMg2+イオンの存在が検出された。粉砕顆粒は2.0%HNO3溶液中500rpmで10~60min攪拌し溶解させて,不完全なあるいは完全なDDM顆粒を得た。溶解時間が増加するとHAp相の結晶度は減少し,無機成分の溶出により顆粒表面の粗さが目立った。60minの溶解で粉砕顆粒は完全に脱灰され,重量は約5分の1になった。骨成長因子を変性させることなくDDM顆粒の表面活性を改良するため,DDM顆粒を309.5KおよびpH7.40で人工体液中に浸漬した。浸漬時間とともにDDM顆粒表面にHAp微結晶が徐々に析出した。粉砕顆粒の脱灰状況の違いに依存して,析出物の種々の形態が観測された。42%という低い溶解効率のDDMについては,浸漬24hで多孔性骨状のアパタイトが,また144hでは繊維配向の凝集体が認められた。生物活性DDM顆粒をラットの背領域の皮下組織に移植した。移植4週間後,DDM顆粒表面層周辺で,比較的に少量の多核巨細胞による生体吸収が認められた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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歯と口腔の疾患の治療一般  ,  歯科材料 

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