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J-GLOBAL ID：201202224377527324   整理番号：12A0620783

熱制御浸漬条件における米穀粒の吸湿的誘導亀裂の物質移動と開始のモデリング:拡散係数の水分濃度と温度への依存性について-3次元有限要素法

Modeling of mass transfer and initiation of hygroscopically induced cracks in rice grains in a thermally controlled soaking condition: With dependency of diffusion coefficient to moisture content and temperature - A 3D finite element approach

著者 (3件)： PEREZ Jonathan H. (Graduate School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences, Kyushu Univ., 6-10-1, Hakozaki, Higashi-ku, Fukuoka ...) ,  TANAKA Fumihiko (Fac. of Agriculture, Kyushu Univ., 6-10-1, Hakozaki, Higashi-ku, Fukuoka 812-8581, JPN) ,  UCHINO Toshitaka (Fac. of Agriculture, Kyushu Univ., 6-10-1, Hakozaki, Higashi-ku, Fukuoka 812-8581, JPN)
資料名： Journal of Food Engineering  (Journal of Food Engineering)
巻： 111  号： 3  ページ： 519-527  発行年： 2012年08月 
JST資料番号： C0838B  ISSN： 0260-8774  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 米穀粒浸漬中に亀裂を起こし,最終的には破壊する。吸湿膨張誘導亀裂についてのシミュレーション研究がほとんど発行されていない事から,ここでは3次元(3D)で実行した有限要素解析に基づいて米穀粒の水分移動と吸湿膨張をモデル化した。最終的に,浸漬中の穀粒における水分勾配が原因の引張および圧縮応力に対応した亀裂生成を調べた。実験式を開発して米の拡散係数の水分濃度と温度の両者への依存性を確立した。短粒種ジャポニカ米の3Dレプリカを用い,拡散の存在する法則の使用によりモデリングを実行し,実験データーを使用して確証した。結果は,拡散速度および吸湿膨張は浸漬温度の上昇にしたがって増加する,という事を示していた。しかし内部応力は浸漬温度の上昇にしたがって減少する事が分かった。米穀粒における模擬水分濃度および体積の増加は実験結果と良く一致していた。破壊する傾向のある高ストレス位置を明確に同定した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 亀裂 ,  水分 ,  吸水 ,  物質移動 ,  *白米 ,  モデリング ,  拡散係数 ,  浸漬 ,  穀粒 ,  数値解析 ,  膨張 ,  水分依存性 ,  温度依存性 ,  米 ,  拡散速度
準シソーラス用語： *水分移動 ,  有限要素モデリング ,  三次元FEM解析 ,  ジャポニカ米

分類 (1件)： 穀類とその製品一般  (FJ04010T)

タイトルに関連する用語 (12件)： 熱制御 ,  浸漬 ,  米穀 ,  吸湿 ,  誘導 ,  亀裂 ,  物質移動 ,  モデリング ,  拡散係数 ,  水分 ,  依存性 ,  3次元有限要素法