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J-GLOBAL ID:201202224444252432   整理番号:12A1312280

亜酸化窒素の接触分解のためのステンレス鋼ワイヤーメッシュ担持カリウムドープ酸化コバルト触媒

Stainless steel wire mesh-supported potassium-doped cobalt oxide catalysts for the catalytic decomposition of nitrous oxide
著者 (2件):
資料名:
巻: 126  ページ: 39-46  発行年: 2012年09月25日 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ステンレス鋼ワイヤーメッシュに担持されたカリウムドープ酸化コバルトからなる構造化触媒を用いて乾燥及び湿潤条件下でN2Oの分解を試験した。アンモニア気化誘起法によって酸化コバルト触媒を調製した。いくつかのドープ方法を試験したところ,炭酸カリウム溶液を滴状に含浸する方法が低K/Coモル比で最も優れた触媒作用を示した。カリウムドープ触媒の反応速度解析により,N2O分圧に関してわずかに1より低い(0.87)反応次数を得た。種々の触媒の活性化エネルギー値と前指数因子の自然対数は古典的な補償効果に従った。この効果は活性中心の種々の基の上での競争的反応の組合せの結果であると思われる。よってカリウムの影響を受けたコバルトイオンは低い活性化エネルギー(約40kJ/モル)を示したが,一方カリウムの影響を受けなかったコバルト原子は未ドープ触媒の値(約106kJ/モル)に等しい高い活性化エネルギーを示した。N2O分解における触媒活性は還元性Co3+イオンの量と共に増すが,Co3+イオンの量と触媒のテクスチャー及び結晶特性との間に直接の関係はないと思われる。水を添加すると,カリウムドープ触媒のN2O分解反応の抑制がいくらか見られたが,反応ストリームから水を除去すると触媒活性は完全に回復した。本研究で調製された触媒は文献に報告された中で最も高い活性,選択性及び安定性を有する種類であることが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の触媒  ,  有害ガス処理法 

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