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J-GLOBAL ID：201202225484201918   整理番号：12A1147388

作用する硫酸の濃度がセメント硬化体の相組成変化に及ぼす影響

著者 (4件)： 宮本慎太郎 (東北大 大学院工学研究科) ,  細川佳史 (太平洋セメント 中研) ,  皆川浩 (東北大 大学院工学研究科) ,  久田真 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 34  ページ： ROMBUNNO.1108  発行年： 2012年06月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,硫酸がセメント硬化体に作用したときの相組成変化の濃度依存性を整理する目的で,pH=2.0,pH=0.5の2水準の硫酸を普通ポルトランドセメント(OPC)とOPCに高炉スラグ微粉末およびGypsum,石灰石微粉末を添加した結合材(SRC)にて作製したセメントペースト供試体に作用させて,劣化した供試体の相組成をXRD/リートベルト法により定量化した。その結果,供試体にpH=2.0硫酸が作用すると,Ettringiteの生成が支配的であるのに対し,pH=0.5硫酸が作用すると,Gypsum生成が支配的であることを示した。SRC供試体はEttringite生成を抑制することができたが,Gypsum生成を抑制するには至らなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 浸食 ,  エトリンジャイト ,  水酸化カルシウム ,  石膏 ,  *相組成 ,  濃度依存性 ,  *硫酸 ,  硬化物 ,  ポルトランドセメント ,  微粉体 ,  セメントペースト ,  *濃度
準シソーラス用語： *セメント硬化体 ,  二水石膏 ,  化学的侵食 ,  硬化体 ,  高炉スラグ微粉末 ,  石灰石微粉末 ,  普通ポルトランドセメント

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 硫酸 ,  セメント硬化体 ,  相組成