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J-GLOBAL ID：201202225803756383   整理番号：12A1500230

リグノセルロースバイオマスからのバイオディーゼル:可能性と挑戦

Biodiesel from lignocellulosic biomass - Prospects and challenges

著者 (1件)： YOUSUF Abu (Dep. of Chemical Engineering & Polymer Sci., Shahjalal Univ. of Sci. and Technol., Sylhet-3114, Bangladesh)
資料名： Waste Management (Kidlington)  (Waste Management (Kidlington))
巻： 32  号： 11  ページ： 2061-2067  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： B0898C  ISSN： 0956-053X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオディーゼルは石油ディーゼルに対する代替品であるが,高い製造コストが世界の多くの国での商業化を妨げている。バイオディーゼルの生成と使用の主要な原動力の1つはエネルギー安全保障であり,これは燃料が地域的に入手可能な資源から生産可能であり,石油輸入への依存を減らすことを可能する。多くの国々は植物あるいは野菜油からのバイオディーゼルの生産を試みている。しかしバイオディーゼル生産のための大量の野菜油消費は食用油の不足と食品価格の高騰の原因になっている。別な選択肢として,原料として動物の脂肪,使用済みの調理油,レストランからの廃油の使用はコストを削減する好ましい戦略である。しかし,これら限られた資源はクリーンな再生可能な燃料の増加する要求を満たせない。最近の研究はバイオディーゼルの製造コストを削減するために,再生可能な供給原料としての残留物質の使用に焦点を置いている。植物油あるいは種子油の代替品として,油糧微生物によって生産される微生物油あるいは単細胞油(SCO)について検討した。各種の農産工業残留物が微生物培養のための有望な栄養源となることを示唆していた。農業作物から得られる最も豊富な残留物はリグノセルロースバイオマス(LCB)であるため,この副産物をバイオディーゼル生産のバイオマス源として最優先で検討した。リグノセルロース材料の生体内変換は,その結晶構造のために複雑である。材料が発酵性糖へ変換される以前に前処理を必要とする。本論文では出発原料と発酵条件の関数として,各種微生物が高い濃度の脂肪を蓄積する程度を比較し,調査する。農業バイオマスからのバイオディーゼルの商業生産を現状で不可能にする障害を克服するための潜在的に実行可能な方法に加え,LCBの使用に関連する障害についても記述する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リグノセルロース ,  バイオマス ,  ディーゼル燃料 ,  生物燃料 ,  資源再生 ,  植物油脂 ,  燃料 ,  食用油脂 ,  廃油 ,  再生エネルギー ,  微生物 ,  発酵 ,  *バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： *バイオディーゼル ,  再生可能エネルギー ,  種子油

分類 (3件)： ごみ処理  (SC05030O) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： リグノセルロースバイオマス ,  バイオディーゼル ,  可能性