抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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パターン認識における有効な特徴抽出手法の一つとして判別分析法がある。近年,その改良手法が多く提案される中で,繰り返し演算により,ごく簡単な演算で固有軸を求めるSimple-FLDA(SFLDA)が福見らによって提案された。しかしながら,複雑なデータ分布を持つデータに対しては,必ずしもその有効性を示すことができていない。本研究では,SFLDAをさらに非線形手法に拡張することで,認識率の向上を図った非線形型判別分析法を提案する。認識実験では,多くのデータセットに対して,提案手法で得られた特徴量が,SFLDA特徴量よりも有効であることを示した。(著者抄録)