文献

J-GLOBAL ID：201202226346419232   整理番号：12A1008924

FDTD計算に対する架空線上のコロナ放電の簡略モデル

A Simplified Model of Corona Discharge on Overhead Wire for FDTD Computations

著者 (7件)： THANG Tran Huu (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  BABA Yoshihiro (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  NAGAOKA Naoto (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  AMETANI Akihiro (Doshisha Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKAMI Jun (Tokyo Electric Power Co., Yokohama, JPN) ,  OKABE Shigemitsu (Tokyo Electric Power Co., Yokohama, JPN) ,  RAKOV Vladimir A. (Univ. Florida, FL, USA)
資料名： IEEE Transactions on Electromagnetic Compatibility  (IEEE Transactions on Electromagnetic Compatibility)
巻： 54  号： 3  ページ： 585-593  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： H0383A  ISSN： 0018-9375  CODEN： IEMCAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 伝送線路の架空遮蔽線が電光に打たれた場合,この線路にはコロナ放電が起こり,遮蔽線周りのコロナ放電がその特性インピーダンスを低下させ,遮蔽線と相導体間の結合を増加させる。本研究ではFDTD計算に対する簡略コロナ放電モデルを提案し,数十マイクロシーメンスの伝導率を持つ円筒状電導領域の動径展開として線路からのコロナストリーマの動径数列を表現した。この結果,得られた円筒状領域の時定数はμsのオーダであることが分かった。また総電荷(線路に在留する電荷と放射コロナ電荷)と印加電圧間の計算関係は,対応する測定結果と合理的な一致を示した。さらに活性線路と近傍開回路間のコロナ放電による結合増加はよく再現された。

シソーラス用語： *コロナ放電 ,  *架空線路 ,  特性インピーダンス ,  動径基底関数 ,  時定数 ,  *有限差分時間領域法
準シソーラス用語： *FDTD法 ,  変位電流

分類 (1件)： 気体放電  (BJ03020T)

タイトルに関連する用語 (5件)： FDTD ,  計算 ,  コロナ放電 ,  簡略 ,  モデル