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J-GLOBAL ID：201202226842779800   整理番号：12A0418669

移動速度に応じた疑似3Dスクロールによるビデオナビゲーション

Speed-dependent Automatic Rotating Efficient Video Navigation

著者 (2件)： 中込訓之 (山梨大 大学院医学工学総合教育部 コンピュータ・メディア工学専攻) ,  郷健太郎 (山梨大 大学院医学工学総合研究部 コンピュータ・メディア工学専攻)
資料名： 情報処理学会論文誌ジャーナル(CD-ROM)  (情報処理学会論文誌 論文誌ジャーナル(CD-ROM))
巻： 53  号： 2  ページ： 901-910  発行年： 2012年02月15日 
JST資料番号： Z0778B  ISSN： 1882-7837  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,ビデオプレイヤの早送り・巻き戻し操作などにあるユーザビリティの問題点を改善するための手法を提案する。提案手法はコンピュータの表示画面上の基本操作を複合させ,スクロール速度に応じて自動的にズーミングを行う手法を応用している。この手法は,スクロール時に見た目の移動速度が変化しないという特徴がある。本手法をビデオプレイヤのインタフェースとして実装するには,ズームアウトによって最大速度が制限される点と,見た目の移動速度が変化しないという特徴からスピード感がない点があり,改善する必要がある。そこで,改善方法として3D表現を加え,自動的にカメラ位置を移動する情報空間ナビゲーション手法をデザインし実装している。提案したナビゲーション手法を評価実験の結果に基づいて改良し,また,ビデオプレイヤに組み込んで従来手法との比較実験を行い,その有用性を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *動画像 ,  *Web【情報システム】 ,  使用性 ,  *ユーザインタフェイス ,  拡大 ,  自動化 ,  記録再生 ,  磁気記録装置 ,  評価試験 ,  システム評価
準シソーラス用語： ズーミング ,  ナビゲーション ,  *ビデオナビゲーション ,  ビデオプレーヤ ,  ビデオ画像 ,  ユーザビリティ ,  記録再生装置

分類 (3件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  その他の情報処理  (JE15050M) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (12件)：

• [1] Igarashi, T. and Hinckley, K.: Speed-dependent automatic zooming for browsing large documents, ACM UIST'00, pp.139-148 (2000).
• [2] Furnas, G.W.: Generalized Fisheye Views, Proc. CHI'86, pp.16-23 (1986).
• [3] Mackinlay, J.D., Robertson, G.G. and Card, S.K.: The Perspective Wall: Detail and Context Smoothly Integrated, Proc. CHI'91, Proc. SIGCHI Conference on Human Factors in Computing Systems: Reaching through technology, pp.173-179 (1991).
• [4] Robertson, G.G. and Mackinlay, J.D.: The document lens, Proc. 6th Annual ACM Symposium on User Interface Software and Technology, pp.101-108 (1993).
• [5] Guiard, Y., Chapuis, O., Du, Y. and Beaudouin-Lafon, M.: Allowing camera tilts for document navigation in the standard GUI: A discussion and experiment, Proc. Working Conference on Advanced Visual Interfaces, pp.241-244 (2006).

タイトルに関連する用語 (5件)： 移動速度 ,  3D ,  スクロール ,  ビデオ ,  ナビゲーション