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J-GLOBAL ID:201202227183014660   整理番号:12A1717271

GlcNAc分子により誘導されるビメンチンの動的挙動

Dynamic behaviors of vimentin induced by interaction with GlcNAc molecules
著者 (3件):
資料名:
巻: 22  号: 12  ページ: 1741-1759  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: W0050A  ISSN: 0959-6658  CODEN: GLYCE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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線維形成や腫瘍形成のような病態によりビメンチンは劇的に変化することが知られている。ビメンチンは細胞表面で多価にN-アセチルグルコサミン(GlcNAc)と結合し,O-結合β-GlcNAcと相互作用することが知られている。さらに細胞片のビメンチンと多くのO-GlcNAc蛋白質間の表面相互作用を通じて,近隣の細胞が死にかけている細胞を貪食する。著者らは,ビメンチンは,GlcNAcを含むポリマー分子と相互作用することにより変化することを報告する。HeLa細胞において,ビメンチンの71番目のセリンをリン酸化し,ビメンチンフィラメントから四量体ビメンチンへの解離を増加させることにより,GlcNAcを含むポリマーは細胞表面のビメンチンの動員を促進した。さらに,MDCK細胞とMCF-7細胞において,死にかけた細胞由来のGlcNAcを含むポリマーとO-GlcNAc蛋白質がビメンチン発現と細胞移動を促進した。これらの結果から,死にかけた細胞由来のO-GlcNAc蛋白質を含めて,細胞表面のビメンチンとGlcNAc分子との相互作用が,ビメンチン発現と癌細胞の移動に重要な役割をはたしていることが示唆される。それは癌細胞におけるビメンチン発現の新しいメカニズムであると著者らは提起する。
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分類 (3件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般  ,  糖質の代謝と栄養 
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