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J-GLOBAL ID:201202227599462262   整理番号:12A1731576

ポリプロピレン繊維上での両親媒性コーティングの形成と防汚性

Formation and Antifouling Properties of Amphiphilic Coatings on Polypropylene Fibers
著者 (4件):
資料名:
巻: 13  号: 11  ページ: 3769-3779  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W1325A  ISSN: 1525-7797  CODEN: BOMAF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリプロピレン(PP)不織シートと参照疎水性自己集合n-オクタデシルトリクロロシラン(ODTS)単分子層表面に適用された三段階機能化過程による両親媒性高分子集合体の形成について記述する。第一段階で,変性蛋白質(リゾチームまたはフィブリノーゲン)が,疎水性PPまたはODTS表面に吸着され,続いて水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4)存在下グルタルアルデヒドで架橋される。蛋白質のヒドロキシルとアミン基が開始剤分子の付着を可能にし,そこからポリ(メタクリル酸2-ヒドロキシエチル)(PHEMA)が”grafting from”原子移動ラジカル重合を通して直接生成される。PHEMAのペンダント基の末端が,異なる鎖長のフッ素化鎖で修飾され,両親媒性ブラシをもたらす。エリプソメトリー,接触角測定法,全反射減衰FTIR分光法,X線光電子分光法などの分析手段を使用し,各修飾段階後の機能化表面の物理化学的性質の変化を決定する。得られたPP上の両親媒性コーティングの防汚性が,モデル汚染蛋白質としてフルオレセインイソチオシアナート標識ウシ血清アルブミンの吸着を追跡して分析される。結果は,両親媒性コーティングがPP繊維またはPHEMAブラシでコートされたPP表面と比較して蛋白質の吸着を著しく抑制することを示唆する。PHEMAにグラフトされたフッ素化鎖の型が,両親媒性コーティングの最上層の表面組成と防汚性能の調節を可能にする。
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分類 (2件):
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