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J-GLOBAL ID：201202228204430401   整理番号：12A1527876

海外ハイブリッド種豚供給における種豚会社の事業展開と現段階

著者 (1件)： 野口敬夫 (東京農大 国際食料情報)
資料名： 農村研究  (Journal of Rural Community Studies)
号： 115  ページ： 70-81  発行年： 2012年09月20日 
JST資料番号： S0785A  ISSN： 0388-8533  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では海外ハイブリッド種豚供給における種豚会社の事業展開と現段階を検討した。1990年代以降,肉豚生産者は著しく大規模化を進めてきたのに加えて,種豚生産を統合する動きをみせている。また,2000年代には,日本において家畜伝染病の発生がみられる。このような状況変化に対応して,海外ハイブリッド種豚会社は,事業転換を図ってきた。海外ハイブリッド種豚会社は,主に大規模な肉豚生産者を中心に種豚を供給しており,直営農場や契約農場の規模拡大を進めている。また,海外ハイブリッド種豚会社は,種豚生産コストや物流コストの削減,そして,疾病リスクの低減を目的として,種豚場やAI(人工授精)センターの分散,原種豚の販売,AI用精液の販売などに力点を置いている。(著者抄録)

シソーラス用語： *ブタ ,  *種畜 ,  *雑種 ,  *畜産業 ,  改変 ,  動物病 ,  感染症 ,  *減少 ,  人工受精 ,  原価低減 ,  物流システム ,  管理
準シソーラス用語： *リスク低減 ,  家畜病 ,  *種豚 ,  大型化 ,  伝染病 ,  物流管理

分類 (2件)： 飼養管理  (FD01040N) ,  豚  (FD02040U)

引用文献 (17件)：

• 新井肇(1994)「養豚経営展開の課題と可能性」『日豚会誌』日本養豚学会,第31巻第4号,49-52。
• 奥村和正(1987)『養豚産業・その全貌と展開』貿易日日通信社,178-189。
• 忍田白根(2008)「わが国の種豚生産の現状と課題」『養豚の友』日本畜産振興会,7月号,12-15。
• 賀来康一・深瀬誠(2002)「日本の豚肉生産・流通・消費・価格形成-豚肉先物取引の基礎研究-」『先物取引研究』日本商品先物振興協会,第7巻第1号,6-10。
• 佐原甲吉(1972)「肉豚の流通機構」吉田寛一編『畜産物市場と流通機構』農山漁村文化協会,219-259。

タイトルに関連する用語 (5件)： 種豚 ,  会社 ,  事業 ,  展開 ,  段階